コラム1-始めに

 先日ブログに書いた、地元小学校に寄稿した1回目のコラム原稿です。昨年度の原稿のため、内容が古いところがありますが、一部訂正・削除した以外は、ほぼ、そのまま載せています。そのため一部去年の内容になっています。ご了承下さい。


 本年度より3年間をかけてPTAの方々や地元の方々の御協力をお願いして、春江小学校地域連携事業を行いたいと思います。折しも今年は福井地震から70年目、また、不死鳥福井の国体が開催される節目の年に当たります。
 今1冊の本が私の目の前にあります。『春江小学校百年史』と金文字製本されたとても立派な本です。春江小学校の歴史とともに、昔の貧しいながら知識を求める子供たち、太平洋戦争、福井地震、豪雪など様々な困難を乗り越えながら教育環境を守り、発展させてくださった地域の皆様の努力、先生方の教育に懸ける思いが記されています。
 この本を読み進めていくうち、これらの思い、情熱と共に、地震等大きな災害を乗り越える力・勇気・知恵も子供たちに伝えたいと思い、このコラムを『校長室便り』書くことになりました。
 福井地震の話を中心に、春江小学校・地元の歴史を縦糸に、過去の出来事を横糸に、時々話が脱線するかもしれませんが、地元の産業・絹織物のように1年間かけて、話が広がっていけばいいなと思っています。
 歴史(HISTORY)の中には物語(STORY)が隠れています。春江の歴史にはどんな物語が隠れているでしょうか?家族の方みんなで春江の歴史にふれてみて欲しいと思います。

 




 

 

 


2019年05月11日